ニキビ跡の治療にサルチル酸のケミカルピーリング

ニキビは、皮脂の過剰分泌が原因で毛穴が詰まり、ニキビ菌が発生して皮膚に炎症を起こす感染性の皮膚疾患です。ニキビが出来た時に適切なケアを怠ると、皮膚にクレーター状の凹凸や色素沈着の跡を残すことになります。
ニキビ跡の原因になるニキビには、白ニキビ、黒ニキビ、赤ニキビの3種類があります。白ニキビは、毛穴に詰まった皮脂の先端が黄白色に浮き上がっているもので、白ニキビが酸化して表面が黒くなったものを黒ニキビ、白ニキビや黒ニキビに細菌がついて炎症を起こしたものを赤ニキビと言います。
赤ニキビが悪化すると、ニキビ周辺の皮膚組織が障害を受け凹凸や赤みのある色素沈着として残ることがあります。
ニキビ跡として皮膚に凹凸や色素沈着が残ると、その治療は容易ではなく時間がかかることになります。ニキビが出来た時には、正しい方法で手当てを行い跡に残さないことが一番大切なことです。
皮膚科や美容クリニックでは、ニキビ跡の治療法にケミカルピーリング治療を行っています。ケミカルピーリングでは、グリコール酸ピール、サルチル酸ピール、乳酸ピール等の薬剤を適量の濃度にしたものを皮膚に塗布し、毛穴の詰まりや古い角質を除去するもので、使用する酸により効果の特徴が違います。
サルチル酸を使用したケミカルピーリングは、皮膚表面の角質層を溶解して柔らかくし、古い角質の除去を促します。また皮脂分泌を抑制する作用があるのでニキビ予防効果があります。